今回はCTHY WEBマガジンのジュエリー特集号。
近日発売の「CTHY HERITAGE 8th Collection」についてご紹介させていただきます。
普段からCTHYのジュエリーをご愛用いただいている方はもちろんのこと、「ファッションにジュエリーを取り入れたいと思っている」という方の参考にもなるかと思います。
お時間のある方は、ぜひチェックしていただけると嬉しいです!
CTHY HERITAGEとは
ヘリテージをまだ利用したことがないけど気になっているという人も見てくれていると思うので簡単に説明します。
ヘリテージは僕のブランド「CTHY(シティ)」が提案するジュエリーコレクション。
「世代を超えて受け継げるジュエリー」をコンセプトに、Silver950やロジウムコーティングなど素材や加工にまで究極的にこだわり尽くしたラインナップを展開しています。
またその全てが日本の職人さんによるハンドメイド。デザインやフォルムを突き詰めた美しさもさることながら、永続的なアフターフォローもヘリテージならではの魅力です。
ありがたいことに毎回想像を超えるほどの大好評をいただき、今週末には 8th Collection(第8弾)のリリースが決定。
CTHY HERITAGE「8th Collection」について
というわけで、いよいよ今週は「CTHY HERITAGE 8th Collection」いよいよリリースです!
2024年を締めくくるジュエリー企画として気合を入れて進行してきました。ラインナップはほぼ全てが新作。
新潟のジュエリー職人さんとは月2回ほどのペースで東京ー新潟間をお互いに行き来し、綿密な打ち合わせやサンプル修正を重ねてきました。正直めちゃくちゃ大変でしたが、その分絶対的な自信のある最高のコレクションに仕上がっています。
毎度のことながら、今回も過去最高のクオリティだと自信を持って言えます。ヘリテージのコンセプトの一つである「進化し続けるジュエリーライン」を体現できているはず。
どのジュエリーも、着用した際、自宅に保管している時、目にするたびにその美しさに高揚感を感じる仕上がり。ラグジュアリー感とカッコ良さを過去イチで堪能できるコレクションです。
CTHY HERITAGEもいつの間にやら第8弾。2022年からスタートし、回を重ねる毎に人気や反響が爆増。CTHYアイテムの中でもブランドを代表するような屈指の超人気シリーズにまで成長してくれました。
毎回言ってしまっていますが、僕の元にも毎日のように新作を望む声や再販希望の声も大量に届いていて、僕自身皆さんの期待を実感しています。
(それもあって最近はヘリテージのリリースが近付くと変な緊張感、動悸が止まらなくなってしまった・・・笑)
とはいえ2024年を締めくくる最高のラインナップになったと信じているので、あとは皆さんからいただくご質問にお答えしながらリリースを楽しみに待ち侘びたいと思います。
説得力のある大人なスタイリングで日常を過ごしたい方、一生物を超えたジュエリーを手に入れたい方、ぜひお見逃しなく。ジュエリーがあるのとないのとではコーデの完成度が別次元になると必ず体感して頂けるはずです。
HIGH-END VARIABLE シリーズ
それでは各ラインナップを簡単に紹介させていただきます。
今回のメインジュエリーがこちら。これまでにない可変するジュエリーを作りました。実は1つ1つのコマを自由に着脱できる作り。これにより自分のサイズや着用シーンに合わせて長さ調節が可能になっています。シンプルで個性のあるデザインと、着脱性の良さを追求するために何度もサンプルを作り直したアイテムです。ずっしりとした重量感ながら、角張りがないのでギラついた印象は皆無。また1つ1つが小さいので重厚感がありつつもとても上品な印象です。そんなコマを採用したのがHIGH-END VARIABLE シリーズ。ロングネックレス、ネックレス、ブレスレットの3型を発売します。順番にご紹介しましょう。
HIGH-END VARIABLE LONG NECKLACE
まず最も多くコマを使っているのがロングネックレス。ロングなので主張がありますが、コマのサイズ感や柔らかなディテールによりチャラついたマイナスイメージは一切ありません。こうしたロングタイプのネックレスは縦のラインを強調してくれるのもメリット。また留め金具が2点付属しているので次に紹介するネックレスとブレスレットに可変したり、ブレスレット2つに可変することもできます。なのでこのロングネックレスがあればご自身でも、シェアしても使用できる点も魅力的です。
HIGH-END VARIABLE NECKLACE
次に紹介するのはネックレス。ロングだと主張がありすぎる、という方にはこちらのタイプがオススメ。一般的なチェーンのネックレスと比べて圧倒的にオシャレな雰囲気を見に纏うことができます。またロングネックレスも同様ですが、自分のイメージやスタイルに合うように長さを調整できるのもミソ。着用しているトップスによってネックレスの長さを調節したい、そんな悩みが解消されます。ちなみにこのネックレスタイプはコマを取り外してブレスレットにすることも可能です。ネックレスとブレスレットを気分やコーデで使い分けたい方にオススメです。
HIGH-END VARIABLE BRACELET
ブレスレットもオススメです。よくあるチェーンとは異なるフォルムにより差別化も可能。メンズライクな無骨さとレディライクな上品さが共存するブレスレットになっています。手首のサイズも問わないので、老若男女誰どなたでも着用可能。ちなみにHIGH-END VARIABLE シリーズはシルバーとアンティークの2種類展開になります。
以下、ジュエリー職人さんからいただいた製作の裏話です。普段はFacebookの限定コミュニティでご紹介しているのですが、今回は特別にマガジンでもご紹介。
▼ジュエリー職人の製作裏話
今回生産を担当させて頂いた新木です。みなさんお待ちかねCTHY HERITAGEの最新作。今回は過去一まとめくんと時間をかけて生み出しました。その結果ほとんどが新作、かつクオリティもカッコ良さもこれ以上ない仕上がりになっています。HIGH-END VARIABLE シリーズは今回のメインジュエリーです。同じコマでロングネックレスからブレスレットまで成立させるのに苦労しました。脱着できる機能性とデザインを調和させるため、膨大な資料を基に形を固めて行きました。重厚感がありつつも着用すると重くなりすぎない絶妙なバランスを持ったジュエリーになっています。センターシームのデザインが既成のコマにはない特徴でしょう。良いアクセントとして機能しています。
RING COLLECTION
というわけで今回もリングに気合が入っています。全てが新作の上、全てが主役級のクオリティ。過去最高のリングコレクションです。リングはジュエリーの中で最も視界に入るアイテム。一般的にはゴツい、厳ついと言ったイメージがあるかもしれませんが、選び方さえ間違えなければ簡単に取り入れることが可能。そこで狙うべきは高級感と存在感のあるリングです。ベーシックなリングしか持っていない方や、シンプルなリングに飽きた方はぜひ取り入れてみて欲しいです。メインとなるリングがあることで、手元の完成度が段違いに美しく、「ファッションを分かってる」感がでます。
HIGH-END CTHY RING
定番で展開しているブランドのシグネチャーリング「CTHY RING」をアップデートしました。CTHY RINGは指先に確かな存在感と高級感を併せ持つシグネット型のリングです。ベーシックなCTHY RINGに複雑性が加わり、更なる高級感と装飾性を演出しています。もちろんただ二重にすれば良いというわけではなく、全体のバランスを整えるために幅や厚みを整えたり、歪みの修正をしたりと細かい修正が無数に存在しました。1つのリングながら重ね付けしているような印象になるのもポイント。メインリングとしても非常にオススメです。
HIGH-END CTHY RING “LARVIKITE”
今回は出し惜しみしません。通常のバージョンに加えてラルビカイトver.も展開します。リングラインナップの目玉になるかな。石の留め方、カットの方法、見え方のフォルムなど細部に渡り微調整をし、試作を繰り返し完成しました。シルバーに天然石が加わることで、複雑性が増しよりオシャレな印象を高めてくれます。2重構造に天然石も加わることでジュエリーとしての雰囲気も爆あがり。さらにレベルアップした本気のCTHY RING最新作をお楽しみ下さい。モノトーンがベースなので他のジュエリーやアイテムを選ばず抜群の着けやすさも実感していただけるはずです。
▼ジュエリー職人の製作裏話
CTHY RINGをアップデートしました。既存のCTHY RINGと全く違う魅力があるので、CTHY RINGを所持されている方にもオススメです。当初ラルビカイトのタイプは製作不可という事で展開出来ないかと思ったのですが、 解決方法を発見。無事完成し展開される事となりました。そんなこともありラルビカイトのタイプが個人的にお気に入り。本当にかっこよく仕上がってます。
“C” RING
CTHYの”C”をデザインソースに落とし込んだリングです。楕円形のラインが様々な方向から曲線美が美しいデザイン。存在感と躍動感がありながら着用しやすい形を目指して製作しました。立体的なだけでなく、チェーンのように織り重なったディテール。他のリングとはまた違う複雑性のある印象に仕上がっています。指馴染みも良く付けていても違和感が少なくなるように調整しました。
▼ジュエリー職人の製作裏話
デザイン画やCAD上ではイメージを表現しづらいフォルムのため実際金属の材料を曲げて手作業にて試行錯誤しました。ほんの少しずれていても全体のバランスが崩れてしまうので緻密な作業が必要でした。
TRIPLE RING
こちらは3つのリングを組み合わせたデザイン。1つ1つはシンプルなリングですが、それらを立体的に組みわせることで新鮮な印象のリングが完成します。どの角度から見ても美しく、着用感もノンストレスで着けられるように工夫しました。幅や厚みも0.1mm単位で調整。見た目の美しさ、立体感、着用感を追求した絶妙なフォルムに仕上げています。
▼ジュエリー職人の製作裏話
複数のリングを組み合わせた立体的なリングです。コーティングによるバイカラーの展開をしております。実は当初バイカラーにする事を想定せずにデザインを作り上げたため非常に難しい作業となってしまいました。ただかなりかっこいい出来になってます。
PARALLELOGRAM THUMB RING
今までにないジュエリーコーデを提案するべくサムリングを開発しました。その名の通り親指につけるリングです。形状はスクエア型。曲線と直線が入り混じるのでシンプルながら存在感のある印象。リング自体をやや斜めにカットすることで、反射面も増えて光沢も一際強調されています。スクエア型だからこそ着用方向によってサイズが変わるのもポイント。表記のサイズから+5号程度の大きさまで着用可能なので、決まった指以外でも楽しめます。
▼ジュエリー職人の製作裏話
親指に着用するサムリングも新しい提案です。スクエア型のデザインが完成し、まとめくんと試しに着用してみたら不思議な事に色々な指に着ける事が出来るという事に気づきました。このデザインや着用可能レンジは他にはないでしょう。着用される方それぞれの着け方でお楽しみいただければと思います。
3LAYER PINKY RING
CTHYで人気の重ね付けできるリングシリーズ。今回は3連着用推奨のピンキーリングです。非常に華奢なリングが3つセットになった構成。5種類のピンキーリングから組み合わせて3連で着用できます。または1連や2連といったバリエーションでも着用できるので、その日の気分やスタイリングにより自由自在に使い分けることができます。
オススメ組み合わせ1
SQUARE STUDS RING(ゴールド)
CTHY MOTIF RING(ブラック)
SLIT RING(シルバー)
オススメ組み合わせ2
SQUARE STUDS RING(ゴールド)
GRAIN RING(ブラック)
FLAT RING(シルバー)
▼ジュエリー職人の製作裏話
レイヤードリングはここ数シーズン提案しているジュエリーですが、これは一味違います。ピンキーリングとしては今後これがメインになってくれるはず。しかもゴールドが小指に位置することでかなり色気のある印象になってくれます。K10ゴールドのリングを起点に理想的な組み合わせに辿り着くのに試行錯誤しました。レイヤードにK10を取り入れる事により一層存在感が増すコーディネートを組むことが出来ます。
SQUARE STUDS RING “K10”
レイヤードリングに今回はK10ゴールド素材をラインナップしました。3連のトップに着用推奨のリングです。こちらだけK10で展開。このリングを軸に重ね着けすることによりレイヤードした際に存在感と高級感を最大限まで高められたリングになります。直線的なスクエア型のフラットなスタッズをデザイン。スタッズの大きさや全体のバランスなどを考慮しながら細部まで作り込みました。エッジの効いたデザインは強さと高級感を与えます。
CTHY MOTIF RING
CTHY RINGのトップ部分モチーフを採用したナロータイプのリングです。縦横の比率をキープしながら円環状に配置する事で美しい仕上がりになりました。仕上げも難しい工程が入りますが、複雑な存在感のあるモチーフを表現することが出来ました。
SLIT RING
ナロータイプの細い形状に繊細な溝を彫ったデザイン。溝も曲面で彫ることにより柔らかさを表現しています。他のリングとの相性も良く取り入れやすいデザインとなっております。
GRAIN RING
1粒の形状にこだわりデザインしたディテールを連ねることによって完成させたリング。リング側面にもこだわりが見てとれるようにレイヤードの際にサイドに配すると側面が映えます。細かく研磨することによって仕上がりにも繊細さが伺えます。
FLAT RING
最もシンプルなフラット形状に仕上げたリングです。レイヤードのベースとしても活躍するデザインになっています。シンプルが故に厚み、面やエッジの形状、フラットな研磨に細心の注意を払っています。
“K10” シリーズ
今回ブランド初となる素材「K10」を採用しました。「K10」とはいわゆるゴールドのこと。万人・万国共通で通じる高級感があります。そして今回展開するのはNECKLACE & BRACELETです。
VENETIAN NECKLACE “K10”
極細のヴェネチアンチェーンを採用することで、嫌味な印象がなく上品に着用いただけます。また密度が高いのでラインが綺麗に出て直線的な雰囲気を形成します。
▼ジュエリー職人の製作裏話
ブランド初めてのゴールドジュエリーです。やはりシルバーとはまた異なる高級感を放っているので、今のジュエリーコーデに+すると確実にレベルアップできます。丸カン1つをとってもとても高価な材料です。製作の中で材料を見失ってしまう事もあるので、緊張感と共に製作しております。笑
VENETIAN BRACELET “K10”
ネックレスとブレスレットは長さ違いです。個人的には同時着用がオススメ。首元や手首でさりげなくキラッと光る高級感には色気があり、全身の雰囲気を増してくれます。
HIGH-END CHAIN BRACELET
圧倒的な高級感と差別化を図るべく、リング型のパーツを複雑に連結させてデザインを作りました。コマはオーセンティックなリング状なので、突飛な印象ありません。ただこの構成は他にないでしょう。複雑な見た目でありながら実は構成しているリング状のコマはほぼ同じ形状。サイズと数を変えることでチェーンのような見た目になっています。だからこそ、コマが多くてもやりすぎた印象がなく大人のスタイリングのも自然と馴染んでくれます。また留め金具もオリジナルのフックパーツを製作。連なっているようなデザインで継ぎ目のない見た目に仕上げました。コーデの主役を張れる存在感のあるブレスレットです。
▼ジュエリー職人の製作裏話
シンプルなデザインのためコマ1点ずつのサイズ感には苦労しました。樹脂段階でのチェックを何度も行いちょうど良いバランスを探り、最終形に辿り着きました。
CTHY OBJECT NECKLACE
前回発売して予想以上の人気を誇ったプレートネックレスをベースに開発しました。プレートを1つにすることでさらに汎用性が高まったジュエリーです。プレート単体で見るとボリュームがありますが、しっかりCTHY HRITAGEならではの要素を取り入れ合わせやすく仕上げました。実はプレート側面の角を削っています。光の反射面を増やすとともに、ジュエリーに触れた際の質感までアップ。ボリュームのあるプレートとは逆にチェーンは華奢に仕上げました。それにより無骨なプレートネックレスでありながらもフェミニンな印象にもなっています。
▼ジュエリー職人の製作裏話
見た目の美しさはもちろん重量感にもこだわってmm単位での調整をしました。重みを持たせ縦のラインを強調させるデザインになっています。
HIGH-END HERITAGE DOUBLE KEYCHAIN
こちらも今回のコレクションの目玉の一つでしょう。僕も含め、職人さんたちやスタッフの事前人気がめちゃくちゃ高い逸品。汎用性抜群などんなシーンでも常に身に付けられるキーチェーンです。以前発売したカラビナが超絶大人気だったことを受けて、また違ったアプローチで身体以外にも着用できるジュエリーを作成しました。キーチェーンとして、バッグチャームとして、アウターのジップのアクセントとして、毎日どこかに身につけることができます。しかも形状、サイズ感、重さなどによりしっかりとシルバーの重厚感を感じられる仕上がり。また実は2本を組み合わせることも可能。着用する箇所によってロングタイプにしたり、分割してコンパクトにしたりとフレキシブルにご使用頂けます。
▼ジュエリー職人の製作裏話
ヘリテージモチーフのフック部分を作るためにかなりの時間、回数の試作を繰り返しました。元々がチェーンのモチーフとして開発したため動かす事が難しく機構の開発がポイントとなりました。アウターのジップやバッグなどライフスタイルに合わせて、いつでも高級感を見に纏える最高のジュエリーです。
CTHY BANGLE
これまでにないシンプルなバングルを開発しました。一見、なんの変哲もない平打ちのバングルですが、こちらも角を削っています。極めてシンプルかつベーシックなバングルに反射面を増やすことで、少しのデザイン性をプラス。普通だけど他にはない非常に完成度の高いバングルが完成しました。バングルは幅も重要なポイント。手首に着用する目立つアイテムなので、幅が少し違うだけで与える印象は大きく異なってきます。ジュエリー初心者が着用しやすく、中級者以上もベーシックなアイテムとして使いまわしやすいようバランスをしっかり調整しました。
▼ジュエリー職人の製作裏話
CTHY RINGを始めとして様々なジュエリーに採用しているCTHYオリジナルのカットを採用しました。これまではポイントでのカットだったので、バングルという長い距離のエッジをカットする方法を見つけるためかなりの時間を使いました。昔の技法書を読んだりなどリサーチをしていく中でそれらをアレンジして独自の製法を開発する事が出来ました。
WAVE LAYERED BANGLE
前回リリースしたウェーブバングルのアップデートバージョンです。程よいデザイン性により全体のレベルを高めてくれて、前回かなりの人気を誇ったジュエリーです。今回はそのウェーブバングルを2本交差させたデザインの新たなモデルを作成しました。立体感と流線型のキレイなフォルムが出るよう、交差させる幅や端の部分の組み合わせ方などを細かく微調整。反射面が増えるのでこれまでのモデルと比べても、ラグジュアリーな印象が増しています。細身のバングルなので、着用しやすさはそのままにこの1本で完結できる主張も兼ね備えました。
▼ジュエリー職人の製作裏話
前回展開したWAVE BANGLEのアップデートモデルです。重ね方とずらし方がポイントになるのですが、実際に何パターンも製作し確認していきました。曲線を腕に着用する事によって見え方もだいぶ違います。程良いアクセントとして良いデザインが出来ました。
PLANE BIG EAR CUFF
曲線を用いながらセンターシームをアクセントに使ったややボリュームのあるイヤーカフを作成しました。実はおしゃれに見せる上でかなり有効なアイテムであるイヤーカフ。ですが、意外と目立たないのが特徴。そこで程よく主張があり、しっかりと他人からみられて印象がアップするフォルムを目指しました。基本は甲丸のプレーンなタイプですが、ぷっくりと膨らみを持たせることで主張をアップしています。強弱をつけたデザインは印象的で、着けやすいのに個性が際立ちます。
▼ジュエリー職人の製作裏話
直線と曲線という対極な要素を上手く融合させたデザインになります。ぷっくりとボリュームのある形状ですが馴染みは抜群。
耳に高級感のあるアクセントをしっかりと印象づけてくれます。mm単位での修正は難しい工程ではありますが最適なバランスを見つけられた事で完成したアイテムです。
HIGH-END HERITAGE EAR CUFF
こちらはアイコンのコマを採用したイヤーカフです、超絶大人気のネックレス、ブレスレットと同じコマを採用しました。もちろんイヤーカフのためにサイズやバランスを再調整。着用すると複雑性のある見た目そのままに、顔周りの雰囲気が格段にアップします。主張はありますが、小ぶりなサイズ感なので目立ちすぎることはありません。ブレスレットやネックレスとのシリーズ使いも推奨です。
▼ジュエリー職人の製作裏話
ヘリテージモチーフは様々なアイテムにアレンジしたいと考え製作していますが、どれも一筋縄ではいきません。各アイテムごとにデザインし直すくらいの調整が必要なのでいつも達成感があります。今回も1からデザインをして最適なバランスに仕上げました。
PORTABLE LEATER POUCH
こちらは外出時に活躍するケースです。個人的に欲しかったアイテムではありますが、皆さんにも絶対に重宝していただけるはずです。見た目は極めてシンプルに整えました。素材はどんなシーンでも過剰に目立たず、汚れに強く、高級感のある見た目のアマレッタを採用。また内側には仕切りを付けています。それによりジュエリーを種類別に分けて収納も可能。コード部分にはシルバーのパーツをアクセントに取り付けました。見た目もかなり良くなり、ジュエリーを外した際でもテンションが上がる仕上がりになっています。
▼ジュエリー職人の製作裏話
見た目と機能面を両立するポーチを模索し考え抜いて完成しました。シンプルで本当に使いやすいデザイン。カフェのテーブルなどにも映えてくれるアイテムです。
PADLOCK BRACELET
僕のブランドが唯一、毎シーズン展開している定番アイテム。パドロック(錠前)をモチーフにした3重のブレスレット。「離れていても大切なものを守る」という意味を込めて錠前をモチーフにしました。コーディネートに馴染むよう主張が強すぎない細身のコードを使用し3重で程よいバランスにしています。今季展開するカラーバリエーションはブラック×シルバーです。恋人や家族とペアで着用するのも素敵なので、プレゼントの選択肢としてもぜひオススメです。このブレスレットの顔とも言えるパドロックチャームにも、シルバー950を使用しています。
▼ジュエリー職人の製作裏話
普遍的なアイテムとして展開し続けているパドロックブレスレットですが、実は製作を重ねるごとに研磨方法の見直しなど少しずつブラッシュアップしています。
最後にお伝えしたいこと
それは、メンズファッションにおいて、ジュエリーをはじめとする「小物」が非常に有効であるという点です。僕のコンテンツを見てくださっている方は耳にタコかと思いますが、メンズファッションは間違いなく「小物にこそ投資すべき」です。
まずしっかりと高級感のあるものを身につけるとコーディネートが高見えする点。例え全身がファストファッションであっても高級感のある小物を身に付けているだけで他のアイテムに説得力を増してくれます。
また、本当に良いもの、お気に入りのものを持つことで得られる「所有感」も大きな魅力でしょう。
お気に入りのアイテムを着用しているとテンション上がりませんか?
着用することと、それを眺めていることで得られる所有感。他人から褒められることはもちろん、自分が着用している姿を鏡越しで見た時やアイテムを眺めていると所有欲が満たされ気分が高揚します。
小物一つで自分の気分を上げられるって凄いことです。日常が豊かになるこの体験をぜひ味わってほしいと強く思います。なので僕は「所有感」は物凄く重要なことだと捉えてモノ作りをしています。
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そして最後にコストパフォーマンス。洋服と違い毎日でも着用でき、長い時間愛用できる小物は日割りすると意外とお得。1日あたりに計算するとおどろくほど手軽だと思えますよね?
特にジュエリーのコスパは「全ファッションアイテム中、No.1」と言っても良いでしょう。
毎日使える、目立つ、洋服に比べてトレンドに左右されにくい、時代を超えて受け継ぐこともできる。挙げたらキリがないほど、ジュエリーにはジュエリーならではの利点があります。
先ほどお伝えした「高見えする」という点と併せても、恐らくあなたが想像している以上にコスパ良くファッションを楽しむことのきるアイテムです。
またオシャレの本質は差別化です。当たり前ですが人と同じ格好をしていても「あの人はオシャレだ」と認識はされません。人との違いがあって初めて、「オシャレ」だと認識されるのです。
この差別化という点でも小物は非常に有効。身に付けるアイテム数が増えると、勝手に差別化ができてしまいます。つまりファッションは小物を取り入れるだけで、オシャレの優位性が生まれるというわけです。
加えて、簡単に装飾性をプラスことができるのも大きな魅力。数年前まではノームコアというベーシックな服をシンプルに着用することが最上とされるトレンドでした。そのトレンドからの脱却として、人々の価値観は以前よりもシンプルさよりも華やかさに関心が移り変わっています。
実際、全く同じコーディネートだとしても以前よりもシンプルすぎることが気になる人もいるはずです。各ブランドで柄や色を使った「着飾ることのできるアイテム」も増えていますよね。
そしてそんなアイテムの代表格がアクセサリー。以前までは抵抗があった方も多かったかもしれませんが、特に最近はアクセサリーを身につける人が如実に増えているように感じます。
とはいえ、アクセサリーの選び方も重要です。とりわけファッション初心者の方やこれまでアクセをつけてこなかった方が何も知らずに選ぶと、インパクトのある十字架やスカルモチーフを選んだり、それらイメージによりアクセに抵抗をもったりすることが多いもの。
男性のオシャレには「違和感のない自然さ」が最も重要。かつ、装飾性も足すことが現在のオシャレにおいて最重要ポイントと言えるでしょう。
そこで僕のブランドCTHYのジュエリーライン「CTHY HERITAGE」では受け継げるジュエリーをテーマに、素材はもちろん、着用しやすさにもこだわったアイテムを提案しています。
シルバーカラーの素材には全て「シルバー950」を使用。
以前は高級貴金属である「シルバー925」を使用していましたが、よりシルバーの純度を高めることでモノとしての説得力をさらにアップさせました。もちろんシルバー925であっても職人さんによる丁寧な磨きにより高級感は凄まじいもの。ただ満足度、所有感や説得力を底上げするために素材を見直し徹底的に追及した結果、シルバー950に辿り着きました。
そもそもシルバーとは、金属の中で最大級の反射率を誇り、磨きあげることでさらに白みがかったツヤを放つ素材です。重厚感があり重みによっても高級感が感じられます。経年変化により雰囲気を増していくのも魅力。良いものを長く愛用したい方にオススメです。
合わせて覚えておいて欲しいのが、素材にチープなものを使用するとデザインとのバランスが崩れ途端に嘘っぽい印象になる、という話。これは格安ブランドのデザイン服などを思い浮かべると特有の安っぽさが分かるはず。特に小物は目立つアイテムなので素材が重要です。当然ですが、できるだけ高級感のある素材を選ぶことを推奨します。
CTHY HERITAGEでは職人により丁寧に磨かれた極上のツヤとシルバー950だからこそ感じる重厚感によりアイテムの説得力を高めています。僕自信、アクセサリーが好きで数え切れないほどの購入してきましたが、正直言って、市場のアクセサリーとは別格の高級感です。
そしてさらに・・・シルバーにはロジウムコーティングを施しています。ロジウムコーティングは別名プラチナ仕上げとも呼ばれ、その名のとおりプラチナと見間違うような白みのある輝きに仕上がります。
アクセサリーの枠を超え、ジュエリーと言える隙のないクオリティをご堪能ください。どのジュエリーも大人の男性が着用しても違和感がなく、上品なデザインなのでとりあえず着用するだけでコーデがワンランクアップ可能。ジュエリーを追加、新調したい方も、ジュエリー初心者の方もぜひ試してみて頂きたいです。
目玉となる可変式のジュエリーに加えて、ブランド初のゴールドを採用したジュエリーなど渾身のラインナップでお出迎え。更なる高級感とファッション性を獲得した「CTHY HERITAGE」第8弾。買ってくれた人を絶対に後悔させない、最高のコレクションができたと思っています。
発売情報
CTHY HERITAGE 8th Collection
先行発売:11/22(金)21:00-
一般発売:11/23(土)21:00-
先行発売は、僕(まとめ)の公式LINE登録者限定です。当日の20:30に販売サイトにアクセスするための入場パスワードを配信します。毎度のことながら、ヘリテージは先行発売日で完売になる可能性が非常に高いので、確実に手に入れたい方は必ず先行発売にご参加ください。
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